ネイル検定とは


「ネイリストとは」のところでお話したように、日本ではネイリストになるための国家資格はありません。

いつでも誰でも、ネイリストになれる、というのが現状です。

とはいえ、何の技術もない人がいきなりネイリストになれるわけではなく、ある程度の勉強は必要でしょう。

ネイルには国家資格試験はなくても、検定試験、いわゆる「ネイル検定」というのが行われています。
自分の技術の向上のため、チャレンジすることをおすすめします。

いずれも、検定に合格するとそのレベルに応じた「ディプロマ」というものがもらえます。このディプロマは自分のネイリストとしてのレベルを評価してもらう上で役立ち、サロン等への就職活動時にゆうりです。

有名なネイルの検定について説明していきます。主催の団体が違うので、それぞれ別の検定になっています。


・インターナショナルネイルアソシエーション(INA)
<ネイルスペシャリスト技能検定試験>

下のネイル検定の方が一般的に有名ですが、それよりも難しいといわれている検定がこれです。
ネイルの専門学校や校や美容専門学校でネイルを選択しているような人が受ける検定で、受験者も数千人規模とそんなに大きくはありません。

このネイル検定の試験レベルはPA、AA、AAAという段階に分かれています。
試験は学科と実技があり、ネイルアートの技術だけでなく、消毒などの衛生知識、道具の使い方、ハンドケアなど、ネイリストとしての基本知識や技術重視。

実技試験などは基本の材料や配置など細かく決められていて、技術を問われます。


しかし、試験内容は道具の使い方までチェックされるなど厳しいもののようです。


この検定のレベルは、

PAは、ネイリストとしての基本的技能と知識を持っているレベル。

AAで技能、知識を習得して、実践できるレベル。

AAAではネイルのスペシャリストとしての知識、技術を持っているレベル。

といったランク付けがされています。

アート主体ではなく、爪の手入れや、その過程までも細かくチェックされ、規模の小さい検定ながらAAAの合格率は数%といわれることからも、この試験の難しさがわかります。

しかし、この検定のディプロマを持っていればサロンへの就職も有利になると言われています。


・日本ネイリスト協会(JNA)<ネイリスト技能検定試験>

一般的に有名で人気が高いネイリスト技能検定試験。
ネイル技能検定は、1級から3級まで。さらにその上に「認定講師」と呼ばれる試験が用意されてます。

このネイル検定を取得しているのは全国で数万人と多く、ネイリスト希望ではない、OLや学生などのネイル好きな方もチャレンジしています。
合格率はそんなに低くありません。

レベルとしては

3級でネイルケアに関する基礎知識や技術

2級ではサロンで通用するレベルのネイル知識と技能。ネイルケアに加えてアートの知識も。


1級では、レベルの高いプロネイリストとしてとして必要な技術

合格率はさほど低くない検定ですが、やはり級が上がれば難しくなり細かい技術も必要になってきます。

ちなみに3級の合格率は、約70〜80%、2級は約30%〜35%、1級30%ほどです。(年によって違います)

普通の学生さんなども受ける検定ですので、プロのネイリストを目指してサロンで働きたいなら、3級ではなく、2級や1級レベルのディプロマを取得しましょう。


さらに、もっと上を目指したい!というのであれば、海外のディプロマ取得を目指してみるのも良いでしょう。
特にアメリカでは、ネイリストは美容師と同じ、国家資格となりますから、自分のネイリストとしての評価を上げるのに役立つでしょう。海外のディプロマも、もちろん日本で通用します。